愛知県みよし市の「みやび屋」は、古木・家屋の灰汁洗いを専門とする三河興業の屋号です。長年のすすや汚れを一枚一枚落とし、木本来の肌を呼び戻します。
灰汁洗いとは、梁や天井、建具などの古材に長年積もったすす・アク・汚れを専用の薬剤とブラシで丁寧に落とし、木本来の色艶を蘇らせる伝統技術です。塗り替えではなく「洗い出す」仕事だからこそ、風合いを残すか、すっきり見せるか、その匙加減が職人の技になります。
太い梁や垂木に染み込んだすすを落とし、木目を際立たせます。風合いを残す仕上げも可能です。
障子・襖・板戸などをお預かりし、工房で灰汁洗い施工。取り外しての作業もご相談ください。
洗浄とワックス塗布は切り離せない一体の作業。汚れを落としてから艶を戻します。
「天井だけ」「廊下だけ」など、部分洗いにも対応。まずは気になる箇所からご相談ください。
左が洗う前、右が洗い上げた後です。積年のすすを落とすと、木がもともと持っていた色と艶が姿を現します。写真中央のハンドルを動かしてご覧ください。
お客様のご要望はさまざまです。「新旧のバランスを揃えたい」「雨染みだけ消したい」「予算内で天井だけ」——みやび屋はご予算とご希望に合わせて洗いの範囲・仕上がりを調整します。
リフォームで新設した柱と、既設の柱や長押の色合いが揃わない——というご相談。既設部分を新品のような木肌に洗い上げました。
工事中の雨漏れで生じた染みだけを除去。和室全体の風合いはそのままに、気になる部分だけをきれいにしました。
ご予算の都合に合わせ、延々と続く廊下の天井だけを灰汁洗い。みやび屋はどんな部分洗いにも対応します。
建具一式をお預かりし、工房でじっくり灰汁洗い。フローリングの洗浄・ワックス塗布などハウスクリーニング全般も承ります。
古民家の梁から、社寺建築の軒、小さな巣箱まで。ひとつひとつ表情の違う木に向き合ってきました。
名古屋デザイン専門学校でデザイナーを志し、日々アートと戯れる日々を過ごす。卒業後、一旦はデザインに携わる職を選ぶが、自らの能力の限界を悟り見事に引退。
実父が「洗い屋」という職人であったため家業を手伝い、建築業界に身を置きながら技術・知識の向上を目指す中で、「灰汁洗い」という仕事と運命的な出会いを果たす。その奥深さに魅了され、アートと交差する部分を今も模索している。
風合いを残した仕上がりを好む一方で、すっきりとした木肌の仕上がりも心がける。父から受け継いだ「洗い屋」の技を、これからも磨き続けている。
現地を拝見した上でのお見積りとなります。「この天井、洗ったらどうなる?」というご相談だけでも構いません。まずはお気軽にご連絡ください。
メールで問い合わせる 電話をかける(090-4855-6335)